2015年

9月

25日

ノロウイルス:新型急増中 流行の兆しに要注意

激しい嘔吐(おうと)や下痢を引き起こすノロウイルスの新型が今年初めから国内で感染を広げていることが、川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などの チームの調査で分かった。一部地域では集団食中毒も相次いでいる。人が免疫を持っていないため、例年ノロウイルスの感染者が増える秋から冬にかけて大流行 の恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。

 ノロウイルスは感染性胃腸炎や食中毒の原因となり、感染すると高熱が出て嘔吐や下痢を繰り返す。生の魚介類や感染者の嘔吐物から感染が広がり、体力がない高齢者や子供で重症化する例が多い。誤嚥(ごえん)性肺炎を併発して死亡する場合もある。

 研究チームが関東・甲信地方の4自治体(埼玉、栃木、長野各県と川崎市)で昨年以降に検出されたノロウイルスの遺伝子型を調べたところ、「G2・17」という新たな型が今年に入って急増し、例年主に流行する「G2・4」型を大きく上回ったことが分かった。

 川崎市では「G2・17」が原因で起きた高齢者施設や保育所での食中毒の集団発生が、8月末までに19件36人に上る。最近は関西でも検出報告があるほか、中国や台湾でも流行が確認されている。

 研究チームの岡部信彦・同市健康安全研究所長は「過去最悪の感染者が出た2006年のような大流行も考えておくべきだ。新型だからといって特別な対策が必要なわけではなく、十分な手洗いや二枚貝の加熱調理を徹底してほしい」と呼びかけている。【千葉紀和】

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2015年

9月

23日

キュウリの食中毒、全米で拡大 3人死亡、558人発症

(CNN) 米全土でキュウリを原因とするサルモネラ菌の食中毒が広がっている。米疾病対策センター(CDC)によると、22日までに確認された患者はわずか1週間で140人増えて558人となった。

死亡者はアリゾナ、カリフォルニア、テキサスの各州に1人ずつ。入院治療を必要とした患者は112人に上る。患者の半数以上は18歳未満の子どもだった。

州別ではカリフォルニア州の患者が最も多く、次いでアリゾナ、ユタ、ミネソタ、ウィスコンシンの各州となっている。

キュウリのリコールは全米33州に及んでいる。メキシコから輸入されて8月1日~9月3日に販売されたキュウリのリコールを業者が4日に発表。1週間後にはこの業者から仕入れたキュウリについて、別の業者がリコールを発表した。

サルモネラ菌は嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状を引き起こし、乳幼児や高齢者の場合は重症化することもある。

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2015年

9月

19日

<浸水被災地>衛生悪化、感染症の恐れ…破傷風など6種類

 大規模な浸水被害が出た茨城県常総市などで、衛生状態の悪化に伴う感染症流行のリスクが高まっている。大型連休中にはボランティアが被災地を訪れる機会 が多く、国立感染症研究所は「注意すべき感染症」として、レジオネラ症や破傷風など6種類を示し、マスク着用や傷口の消毒などの予防策の徹底を呼びかけて いる。


 東日本大震災でも被災地の感染症対策にあたった日本環境感染学会理事長の賀来(かく)満夫・東北大教授(感染症学)は「大震災では1週間を過ぎたころから感染症が増えてきた」と指摘。避難所では体力が低下して感染症にかかりやすくなるという。

 感染研によると、泥に含まれるレジオネラ菌を粉じんと一緒に吸い込んだり、傷口から破傷風菌が入ったりする恐れがある。過密状態の避難所では急性呼吸器感染症などに警戒が必要だ。

 中でもレプトスピラ症は潜伏期間が最大2週間で、頭痛や発熱の症状があり、死に至る場合もある。賀来教授は「風邪のような初期症状なので見過ごされがち だ」と注意を呼びかけている。茨城県常総市は感染症予防のため、2万本の消毒液を準備し、すでに約5000本を配った。同市保健センターなどで配布してい る。【千葉紀和、土江洋範】

 ◇注意すべき感染症◇

・急性呼吸器感染症(さまざまなウイルスで呼吸器に疾患)

・急性胃腸炎・急性下痢(腹痛や嘔吐=おうと、発熱、下痢など)

・レジオネラ症(肺炎や発熱など)

・レプトスピラ症(発熱、悪寒、頭痛など)

・破傷風(全身がけいれんし呼吸困難に)

・はしか(高熱や発疹など)


毎日新聞


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2015年

9月

18日

競走馬の余生支える=殺処分避け、セラピーに-著名調教師が試み・滋賀

 引退した競走馬の余生を支えるプロジェクトが進められている。行き場がなく、処分される馬も少なくない現状を変えたいと考え続けていた日本中央競馬会 (JRA)栗東トレーニングセンター(滋賀県栗東市)所属の角居勝彦調教師(51)の取り組みだ。乗馬や馬の手入れを通じて障害者らの精神・運動機能を向 上させる「ホースセラピー」などで活用する方策を探っている。
 JRAによると、毎年5000頭前後の競走馬が中央競馬を引退。種馬や繁殖牝馬になるのは一部で、大半は地方競馬へ移籍したり、乗馬クラブに売却されたりする。しかし、その受け皿も十分ではなく、多くは殺処分されるのが実情だ。
 角居さんは勝てずに引退する馬への責任を感じていたが、競馬は厳しい競争の世界。「勝てなかった馬の面倒より、勝たせることを考えろ」と自らに言い聞かせ、思いを封印してきた。
 牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制した「ウオッカ」などの名馬を育て、2011年から3年連続で最多勝利調教師に輝いた。こうした実績を積み上げた後の13年12月、一般財団法人「ホースコミュニティ」を設立した。
 ホースセラピーを行う各地の団体や乗馬クラブを訪れ、研究を重ねた。今年4月からは、北海道浦河町の業務委託を受け、ホースセラピーを開始。障害児や高齢者らに乗馬の機会を提供している。
 外部講師を招き、闘争心をかき立てる調教を受けてきた競走馬を落ち着かせ、セラピー馬や乗用馬にする技術について講習会も開催している。
 今後は、月数千円の分担金を募り乗馬クラブに支払う預託金に充て、負担した人に乗馬してもらうシステムを考えている。競馬ファンに、乗馬にも目を向けてもらい、馬の活躍の場を広げる狙いだ。


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2015年

9月

17日

RSウイルス、首都圏で患者増加-東京と神奈川で4週連続増、一部で流行も

乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症が、首都圏の4都県で軒並み増加したことが、7日から13日までの週の患者報告で分かった。東京都と神奈 川県では4週連続で増加。一部地域で流行しており、東京都荒川区では都内平均の7倍超の患者数となっている。埼玉県も「幸手、狭山保健所管内で大きく増加 した」としている。【新井哉】

 7日から13日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、東京都で44%増の0.95人、埼玉県で44%増の0.59人、千葉県で33%増の0.48人。横浜市(0.84人)や川崎市(0.7人)で増えた神奈川県も前週を上回ったという。

 保健所別では、東京都の荒川区(6.75人)や台東(3.75人)、新宿区(2.5人)、江東区(2.33人)などで多く、都内の半数以上の保健所で前週を上回った。千葉県の船橋市(1.55人)や埼玉県の幸手(1.56人)などでも患者が増えた。

 特に乳幼児を中心に報告が多く、埼玉県は「1歳が最も多く、2歳未満が全体の80%を占めている」と指摘。東京都でも2歳未満が全体の7割超を占めた。

 RSウイルスは、呼吸器感染症の1つで、感染から2-8日後に上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。患者のほとんどは軽症で済むが、小児を中心に重症化するケースもある。


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9月

05日

マダニ感染症が北上中、全国で41人が死亡

マダニにかまれることで感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、西日本から北上している。

 2013年に山口県で初の感染者が報告されて以降、主に 九州や中国、四国地方で確認されたのに続き、今年6月に京都で初めて感染患者が発生。3日には、北陸で初めて感染が確認された石川県志賀町の60歳代男性 が死亡した。マダニは秋にも活動するため、県は「森林や草むらに入る際は、肌の露出を控えてほしい」と呼びかけている。

 中国、四国地方以西で多く確認されていたSFTSウイルスの感 染者が今年6月、京都府で初めて確認された。感染した80歳代女性は、発熱と具合の悪さを訴えて入院し、血液検査でウイルスが検出された。女性はその後回 復し、退院した。石川県健康推進課は今月3日、マダニにかまれた志賀町の60歳代男性の感染を県内で初確認し、男性は経過観察の後、容体が悪化し、同日死 亡した。8月下旬から発熱や筋肉痛などを訴え、「マダニに刺された」と話していたという。同町はチラシやタウンメール、防災無線などで注意喚起した。

 国立感染症研究所(東京都)によると、SFTSは13年1月、国内で初めて確認された。マダニの活動が活発になる春から秋にかけて発症者が見られ、発熱や頭痛、筋肉痛、失語症などの神経症状、頸部けいぶリンパ節の腫れなどを伴う。特に高齢者は重症になりやすい。

 同研究所のまとめ(8月26日時点)によると、全国の累計患者数は151人で、うち41人が死亡。死亡者はいずれも50歳代以上で70歳代以上が33人を占める。有効な薬剤やワクチンは開発されていないのが実情だ。

 マダニの成虫は通常3~4ミリで、室内でよく見られるイエダニ より3~8倍大きく、血を吸うと1センチ以上に膨らむ。森林や草地、畑などの屋外に生息する。かまれても必ず発症するわけではなく、6日~2週間の潜伏期 間があり、発熱や下痢、吐き気などの症状が出ることがある。

 宮崎県と並んで最多の8人の死者が出た愛媛県は、原因調査と対 策に全力を挙げる。同県衛生環境研究所でマダニ約2000匹を検査したところ、マダニの種類によってウイルス保有率は6~31%に上り、全国調査の 5~15%より高いことが判明。チラシ配布や講習などを通して県民に啓発した結果、感染者数は、昨年度と一昨年度の計20人から、今年度は1人に減った。

 これまでに5人の死者が出た山口県は、全国の感染情報を県のホームページで発信している。同県環境保健センターの調しらべ恒明所長(58)は「西日本から範囲が拡大しているが、マダニ対策への理解を深めれば危険性は大きく減る」と話している。

 ◇マダニから身を守るための留意点

〈1〉草むらなどに入る時は、長袖、長ズボン、手袋、長靴、帽子、手袋を着用し、首筋にはタオルを巻くなど肌の露出を避ける。

〈2〉マダニが生息する草地ややぶ、森林などで長時間寝ころんだり、座ったりしない。

〈3〉帰宅の際、上着や作業着は家の中に持ち込まないようにする。粘着テープで服に付いたダニを取り除くなどする。

〈4〉かまれた場合、無理に引き抜くとマダニの顎などが皮膚内に残ることがあるため、取ったり潰したりせずに、すぐに医療機関を受診する。

(国立感染症研究所や県などへの取材に基づく)

2015年09月05日 13時09分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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2015年

9月

02日

人食いバクテリアとは? 患者数が過去最多の「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」

“人食いバクテリア”とも呼ばれ、手足のえ死を引き起こし死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が、過去最多になっているこ とがわかった。国立感染症研究所は、手足の腫れなど感染が疑われる症状が出た場合には、すみやかに医療機関を受診するよう呼びかけている。8月18日、FNNニュースなどが報じた。

国立感染症研究所のデータによると、感染者数は2014年が273人だったのに対し、2015年は8月9日までで既に279人にのぼり、調査を始めた1999年以降、最多となった。都道府県別に見ると、東京都が44人で最多。大阪府(28人)、神奈川県(20人)、千葉県と兵庫県(それぞれ15人)などが続いた。

東京都健康安全研究センターの ホームページによると、劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、「A群溶血性レンサ球菌」の感染によって起こるものとされており、初期症状は手足の腫れや激しい 喉の痛みなどが出る。その後、急激に手足がえ死する症状を起こす場合もあることから「人食いバクテリア」と報じられることもある。

血圧低下や多臓器不全からショック状態におちいることもあり、発病後数十時間で死に至ることも少なくない。致死率は、約30%にのぼる。

レンサ球菌に感染しても、通常は症状が出ないことも多く、ほとんどは咽頭炎や皮膚の感染症にとどまるとされる。しかし、まれに菌が傷口から血液などに侵入し、劇症化する。

NHKニュースによると、国立感染症研究所の池辺忠義主任研究官は「なぜ劇症化するのか詳しく分かっておらず、けがをした場合には、きちんと消毒して病原菌が入らないようにしてほしい」と話している。

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2015年

8月

26日

小学生ら3人、細菌性赤痢に感染…海外渡航なし

北海道の渡島保健所は25日、渡島地方の小学生男児と親族の40歳代女性、80歳代女性の3人が、細菌性赤痢に感染したと発表した。

海外への渡航歴はないという。


 発表によると、3人は今月11~20日、下痢や発熱などの症状 を訴え、函館市内の医療機関や渡島保健所で検査した結果、3人の便から赤痢菌が確認された。男児は一時入院したが、すでに退院。3人とも現在は回復、また は快方に向かっている。渡島保健所で感染経路を調べている。2015年08月26日 09時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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