米研究で脂肪吸引は1年でリバウンドすることが明らかに

“努力のいらないダイエット”として人気が高まる脂肪吸引。気になっている人も多いかもしれません。しかしこの脂肪吸引、手術の後にリバウンドしてしまうとしたらどうでしょうか? しかも、たったの1年で元に戻るとしたら?

やっぱり手術では、一生モノの体型矯正というわけにはいかないかもしれませんよ。

アメリカのニュースサイトsun-sentinelから、脂肪吸引手術後の“脂肪”を追跡調査した研究結果をご紹介します。

 

アメリカ・コロラド大学の研究で、脂肪吸引手術をした女性14名と、脂肪吸引をしていない女性18名を、比較観察する研究が行われました。

脂肪吸引グループの女性の平均年齢はおよそ40歳、平均体重は62kg強程度。下腹部から腿にかけて脂肪がやや多めであるというだけで、概して肥満はしていない健康な女性のグループです。吸引した脂肪は平均1.3kgで、体脂肪の2.1%にあたります。

脂肪吸引をしていないグループ(対照群)の女性は、体脂肪など条件の近い女性18名。どちらのグループも、手術後またはその同時期から1年間、ライ フスタイルを大きく変えないという約束で過ごしてもらい、その間、研究者が6週間ごとに体脂肪率を計測し、半年後と1年後にレントゲンとMRIでの検査を 行いました。

その結果は「どちらのグループも、もともとの体脂肪から大きな変化がない」というもの。つまり、脂肪吸引グループの脂肪がリバウンドしていたという結果が明らかになりました。

リバウンドした脂肪は、脂肪吸引の部位に関わらず、最初に腹部に再現しており、腹部の体型矯正のための脂肪吸引を行ったにも関わらず、“皮下脂肪と内臓脂肪ともに戻ってきていた”という観察結果でした。

また、太ももの脂肪に関しては、観察期間の1年間は概してとれたままだったとのことですが、「ゆっくりとした脂肪の再現がみられる」と報告されています。

 

せっかく手術を受けたのにほぼ1年で体脂肪が戻ってしまう上に、脂肪がついてほしくないお腹まわり優先でリバウンドするなんて、なんだか踏んだり蹴ったりな結果ですね。

この研究報告書は「外科的除去の後に、脂肪が腹部に戻った明確な理由は謎のままだが、非常に興味深い」と締めくくられており、“お腹まわり優先リバウンド”の理由も解決法も、まだわかっていない模様。

 

このような真相、いかがでしたか? 脂肪吸引後の結果やリスク次第では、“普通に運動や食事に気をつける方がかえって早道”のように感じられるのではないでしょうか。

ぜひ脂肪吸引以外で美しい体型を保つ方法をたくさん知っておいて、あなたにとってベストなものを選んでくださいね!

【美レンジャー】

【グレース】 オゾン(除菌・脱臭)・高濃度水素水・サイマペットの販売

〒245-0022

神奈川県横浜市泉区和泉が丘3-30-1

TEL:045-392-6571

MAIL:grace@aria.ocn.ne.jp