エビ大量死 研究チーム、生産回復への検査方法確立を発表

 東南アジアで発生している深刻なエビの大量死について、日本とタイの研究チームは27日、原因となる細菌を特定し、生産回復に道を開く検査方法を確立したと発表した。
タイの首都・バンコクで会見を開いた東京海洋大学などの研究チームは、エビの大量死の原因は、エビが腸炎ビブリオの菌の一種に感染し、消化器の機能不全を引き起こしたことによるものだったことを突き止めた。
また研究チームは、この細菌の感染の有無を100%の精度で判別できる検査方法も確立し、今後、エビの生産者は、感染拡大を防ぐため、早期の対策を取れるようになるとしている。
東京海洋大学大学院の広野育生教授は「東南アジアで、エビ生産が元に戻ってくれて、値段が安くなってくれれば、日本の消費者は安くておいしいエビを、昔のように食べられるようになる」と話した。
東南アジアでのエビの生産の落ち込みにより、国際的な相場は2倍以上に高騰していたが、新たな検査技術と予防策により、生産高の回復が期待される。

(FNN)

 

【グレース】 オゾン(除菌・脱臭)・高濃度水素水・サイマペットの販売

 〒245-0022

 神奈川県横浜市泉区和泉が丘3-30-1

 TEL:045-392-6571

 MAIL:grace@aria.ocn.ne.jp