インフル流行入り・・厚労省発表

厚生労働省は5日、インフルエンザが流行入りしたと発表した。11月24日~30日の1週間に全国約5000か所の定点医療機関の患者報告数が、1医療機関あたり平均1・90人となり、流行入りの目安である1人を超えた。流行入りは昨季よりも3週間早い。

 1医療機関あたりの患者報告数を地域別でみると、岩手(10・52)が最も多く、次いで福島(6・41)、埼玉(5・05)、神奈川(4・04)、東京(3・62)、千葉(2・90)の順で多かった。全国の累積患者数は今季、約19万人となったと推定される。

 また、インフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖数は305施設に上り、前年の同時期と比べて約7倍を超えた。国立感染症研究所によると、今季の流行のピークは来年1月下旬から2月初めとみられる。

  昨季の流行は、2009年に新型として発生したH1N1型が主流だったが、今季検出されているウイルスは、A香港型(H3N2型)が9割以上を占める。A 香港型は、高齢者では細菌感染による肺炎を起こすなど、重症化しやすくなる。また、子どもには脳症を起こすこともある。

 同研究所感染症疫学センターの砂川富正室長は「乳幼児や高齢者を感染から守るためにも、手洗いや外出時のマスクの着用を徹底し、急用のない時は人混みをなるべく避けることが大事」と話している。

(2014年12月5日 読売新聞)


【グレース】 オゾン(除菌・脱臭)・高濃度水素水・サイマペットの販売

 〒245-0022

 神奈川県横浜市泉区和泉が丘3-30-1

 TEL:045-392-6571

 MAIL:grace@aria.ocn.ne.jp