手足口病の流行警報

埼玉県は8日、乳幼児らの口や手足に発疹が出る「手足口病」が増加し、「流行警報」を県全域に発令したと発表した。警報は2013年7月以来、2年ぶり。

 県疾病対策課によると、県内の162医療機関の定点調査で、6月29日~7月5日に受診した患者数が1医療機関あたり6.38人となり、国が定める警報基準(5人)を超えた。

 手足口病は、4歳くらいまでの乳幼児に発症しやすいウイルス性感染症。口の中や手のひら、足の裏などに2~3ミリの水疱すいほう性発疹が出る。数日で治る軽い症状のケースが多いが、まれに脳炎や髄膜炎などの合併症を引き起こす場合もある。

 夏に流行する傾向があり、唾液や排せつ物を触った手を介して感染することが多い。予防接種はなく、同課は「手洗いや乳幼児のおむつ交換などを適切に行ってほしい。症状がひどい場合はすぐに医療機関の受診を」と注意を呼びかけている。
2015年07月09日 読売オンライン

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