2014年

4月

30日

実験動物、男性の匂いでストレス

男性の体臭は、その脇の下の匂いだけで、ネズミにとって、またおそらくは多くの哺乳類にとってストレスになる可能性があることが、最新の研究で明らかになった。

 男性の存在によってストレスが誘発されるという発見は、人間でも当てはまる可能性のある大きな発見だ。これは、マウスやラットが男性の匂いを嗅ぐと不安 定になって痛みの感覚が麻痺することが観察されたことが元になっている。痛みが抑制される現象は、動物が危険に直面したときに見られる既知の反応だ。

 4月28日に「Nature Methods」誌で発表された論文によると、男性の体臭は「強い生理的ストレス反応を誘発し、ストレス誘導性無痛覚(痛みの緩和)を引き起こす」のだという。

 実験動物のネズミに見られたこの効果は、男性研究者や彼らが一晩身に付けたTシャツの存在によって生じ、30~45分間にわたって持続したという。この 結果を報告したのは、カナダのモントリオールにあるマギル大学疼痛遺伝学研究室のリーダー、ジェフリー・モギル(Jeffrey Mogil)氏が主導するチームだ。

 モギル氏によると、この現象は汗の中に放出された男性関連フェロモンの混合物によって誘発されるもので、マウスやラットに限定されるものではなさそうだという。「ゆくゆくは、全哺乳類で同じことが起きていることが明らかにされるだろう」。

 女性研究者や彼女たちが一晩身に付けたTシャツでも同様の効果がないか検証したが、ストレス誘導性無痛覚や類似のストレス効果は見られなかった。実のところ、女性のTシャツの匂いには、男性の匂いの効果を打ち消す鎮静効果があるとみられる。

◆恐怖の要因

 恐怖を感じている動物、例えばハンターに狙われていることに気付いたシカなどは、一時的に痛みの感覚を抑制し、全エネルギーを逃避に注ぐことができる。この現象が、ストレス誘導性無痛覚として知られているものだ。

 モギル氏と共同研究者たちがマウスでこの検証を実施したのは、ある実験で痛みの症状を示さないマウスがいることに気づいたためだ。

 男性や男性が着たTシャツが存在するとき、マウスは痛みを麻痺させる無痛覚、ストレスホルモンの増加、体温の上昇、脱糞など恐怖の兆候を示した。

 この研究では、男性の脇の下の汗中に放出され、ネズミたちのストレスを引き起こす3種類のフェロモンあるいは“化学シグナル”が特定された。「実際に嗅覚刺激となっているのは、化学物質の内どれか1つではなく、複雑な混合物だろうと考えている」とモギル氏は述べている。

 動物が男性の匂いに恐怖を感じる理由は、いくつかの種では生まれつき「単独でいるオスの匂いに反応して不安を感じる」性質が備わっているためかもしれないとモギル氏は語る。

「単独でいるオスというのは、良からぬことを企んでいるものでしょう? 獲物を狩ろうとしていたり、縄張りを守ろうとしていたり」。

「もちろん危険がない場合、攻撃されることがない場合は、ストレスに慣れてしまう」とモギル氏は続ける。「これは非常に強い効果だが、あまり長くは持続しない」。

◆説得力のある主張

 イギリス、ニューカッスル大学神経科学研究所の主任獣医ポール・フレックネル(Paul Flecknell)氏は、今回の研究は実験室内でネズミにかかるオスのストレス要因について、説得力のある主張をしていると述べている。

「多くの人が直感的に何かが起こっていると感じていたが、このような大規模かつ綿密な研究で、これが実際に存在する効果だと示した人はこれまでいなかった」とフレックネル氏。

「本当に興味深いのは、この効果が当てはまるのは実際には痛みだけにとどまらないだろうということだ。オスの存在によって覚醒レベルが変化すると、あらゆる種類の反応も変化しうる」。

 この新発見から波及する研究は、動物実験室の枠に収まらないだろう。例えば、ペットの反応が男性獣医師と女性獣医師で異なることも考えられる。

 ヒト間での相互作用については、男性の体臭が人々に与える効果は、もしあっても「弱く、短くなるだろう」とモギル氏は考えている。

James Owen for National Geographic News

 

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2014年

4月

24日

病院の臭い、オゾンが改善

病院の独特の臭いの一つは消毒液のほか、トイレや採尿室、汚物処理室、手術・処置室、また一部のがんや糖尿病、肝臓病などの患者からなど様々です。
骨 折の高齢患者が多数入院している整形外科病棟の汚物処理室などでは、持ち込まれるおむつの量が多く、便や尿の臭いが廊下や病室に漏れて悪臭苦情が絶えませ ん。病理解剖室や病理検査室では、室内のホルマリン刺激臭で目がチカチカしたり咳が出たり、全身にホルマリンと臓器の生臭さが衣服に付着して帰宅時でも悪 臭が中々取れません。進行性のがん患者の中でも、乳がん・子宮がん・皮膚がんなどでは、体内や皮膚から特異な「病臭」が発生する場合があり、病室のじゅう たんや壁、衣服に染み付き患者や家族の精神的負担になってしまいます。また泌尿器科の処置室では、膿と尿が混じった独特の臭いが周辺の待合室に流れたり、 救急部門では、意識を失って失禁したり、吐瀉物が衣服についた状態で搬入されて来る患者もいます。
病院の臭いの改善は、快適な療養環境の整備や廃 棄物の適正な処理などの認定を目指す病院が対策に力を入れておりますが(日本病院機能評価機構)、弊社の低オゾン(リオンやバクテクターO3)による脱臭 方式では、空中を浮遊するニオイ物質を直接分解するため、空気清浄機などより高い脱臭効果が得られます。臭い対策は感染症対策と表裏の関係にあり、不快な 臭いがないのは、病院の清潔さの証とも言えます。悪臭を他の臭いで包み込むだけの芳香剤とも違い、動/植物腐敗臭~糞尿臭~し尿臭~動物臭~薬品刺激臭ま で不快な臭いをオゾンが確実に分解して、多くの人々に清潔な環境を提供しています。

【タムラテコ】より

 

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2014年

4月

21日

二酸化塩素を利用した「殺菌・除菌」グッズにご注意!!

「二酸化塩素を発生させる空間除菌グッズ」。気になる臭いや、ウイルスを除去するといううたい文句でしたが、商品の表示に消費者庁が待ったをかけました。 今回、景品表示法に基づく措置命令が出された17社の内訳は、首などから下げる携帯タイプ15品と室内に据え置くタイプ10品。これらは放出される二酸化塩素が、空気中のウイルスなどを除去するかのように表示しており、消費者庁が合理的な根拠を求めたところ示されなかったという。
オゾンを発生させる弊社の業務用オゾン製品は、第三者機関によるデーターはもちろん、現場確認でのオゾン濃度計や噴霧時間との積を算出するCT値計の開発により、いわゆる 空気清浄機や二酸化塩素などと、効果面で差別化をして来ました。計器による客観的(大腸菌:CT値60=99.99%死滅など)確認が出来るため消防施設 をはじめ、食品工場・レストラン・医療福祉施設など多種多様な衛生領域で厚い信任を頂いてきました。またオゾン水との併用で衛生効果は更に増し、手指の洗 浄・うがいはもちろん、食材・食品器具や作業道具、床洗浄などの様々なシーンでオゾンは衛生効果を発揮しています。

 

【タムラテコ】より

 

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4月

20日

米研究で脂肪吸引は1年でリバウンドすることが明らかに

“努力のいらないダイエット”として人気が高まる脂肪吸引。気になっている人も多いかもしれません。しかしこの脂肪吸引、手術の後にリバウンドしてしまうとしたらどうでしょうか? しかも、たったの1年で元に戻るとしたら?

やっぱり手術では、一生モノの体型矯正というわけにはいかないかもしれませんよ。

アメリカのニュースサイトsun-sentinelから、脂肪吸引手術後の“脂肪”を追跡調査した研究結果をご紹介します。

 

アメリカ・コロラド大学の研究で、脂肪吸引手術をした女性14名と、脂肪吸引をしていない女性18名を、比較観察する研究が行われました。

脂肪吸引グループの女性の平均年齢はおよそ40歳、平均体重は62kg強程度。下腹部から腿にかけて脂肪がやや多めであるというだけで、概して肥満はしていない健康な女性のグループです。吸引した脂肪は平均1.3kgで、体脂肪の2.1%にあたります。

脂肪吸引をしていないグループ(対照群)の女性は、体脂肪など条件の近い女性18名。どちらのグループも、手術後またはその同時期から1年間、ライ フスタイルを大きく変えないという約束で過ごしてもらい、その間、研究者が6週間ごとに体脂肪率を計測し、半年後と1年後にレントゲンとMRIでの検査を 行いました。

その結果は「どちらのグループも、もともとの体脂肪から大きな変化がない」というもの。つまり、脂肪吸引グループの脂肪がリバウンドしていたという結果が明らかになりました。

リバウンドした脂肪は、脂肪吸引の部位に関わらず、最初に腹部に再現しており、腹部の体型矯正のための脂肪吸引を行ったにも関わらず、“皮下脂肪と内臓脂肪ともに戻ってきていた”という観察結果でした。

また、太ももの脂肪に関しては、観察期間の1年間は概してとれたままだったとのことですが、「ゆっくりとした脂肪の再現がみられる」と報告されています。

 

せっかく手術を受けたのにほぼ1年で体脂肪が戻ってしまう上に、脂肪がついてほしくないお腹まわり優先でリバウンドするなんて、なんだか踏んだり蹴ったりな結果ですね。

この研究報告書は「外科的除去の後に、脂肪が腹部に戻った明確な理由は謎のままだが、非常に興味深い」と締めくくられており、“お腹まわり優先リバウンド”の理由も解決法も、まだわかっていない模様。

 

このような真相、いかがでしたか? 脂肪吸引後の結果やリスク次第では、“普通に運動や食事に気をつける方がかえって早道”のように感じられるのではないでしょうか。

ぜひ脂肪吸引以外で美しい体型を保つ方法をたくさん知っておいて、あなたにとってベストなものを選んでくださいね!

【美レンジャー】

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2014年

4月

17日

水素のがん細胞に対する作用

【水素のがん細胞に対する作用】
人体に対する水素の作用概要が見えはじめ、その作用は「抗酸化作用」を軸とし、それに伴う『抗炎症/抗アレルギー』であろうとなってきました。
この「抗炎症/抗アレルギー作用」は『サイトカイン』をコントロールするところによります。

サイトカインとはひとことで言えば「細胞同士の連絡システム」といってよいでしょう。
中枢からはホルモンや神経伝達によって細胞に指令が出されますが、末梢の細胞同士は、サイトカインという分泌タンパク質を使って連絡を取り合っています。
サイトカインは大きく
*インターロイキン
*インターフェロン
*TNF
*CSF
*成長因子(GF)
などがありますが、これらは中枢からの命令以外に、「末梢での免疫/炎症反応」によっても各細胞から分泌されます。
その免疫/炎症反応に活性酸素が大きく関与するため、水素がこれらサイトカイン分泌に影響を与えるようです。

話を本題に戻すと、水素ががん細胞に与える影響については、このサイトカイン制御作用が大きく関わるようです。
この論文では『VEGF:血管内皮増殖因子』というサイトカイン(成長因子)が関与するようです。
腫瘍細胞は、正常細胞と比較して「早い成長スピード+大量の栄養(糖)消費」が特徴です。
その大量の栄養を腫瘍細胞に送り続けるためには、通常組織以上の血管網が必要となります。
腫瘍組織からはVEGFが分泌され、腫瘍周囲には無数の毛細血管が構築されているのはそのためです。
この論文では、水素が「腫瘍細胞からのVEGFをコントロールし、毛細血管の増殖を抑制することによって腫瘍増殖を抑制している」としています。
他の論文では、この作用は腫瘍細胞に限られ、正常細胞には作用しないとしており、その理由として考えられるのは「異常な分泌を抑制するのであって、正常分泌を抑制するものでない」という考えが正解ではないかと思います。
http://0-www.ncbi.nlm.nih.gov.elis.tmu.edu.tw/pubmed/19192719
http://0-www.ncbi.nlm.nih.gov.elis.tmu.edu.tw/pubmed/21448340

その後、多くの論文が提出されてきていますが、これまでの論文を読み解く限り、水素のガンに対する作用は『がん細胞(腫瘍)の増殖抑制』と考えて良いと思います。

また、「水素が放射線治療や抗がん剤治療の副作用を抑制し、その効果の妨げにはならない」という論文も発表されており、他の治療との併用に関しても興味深いところではあります。

ガン治療には「ガンを完全に叩く(身体から消し去る)」という考えと「ガンと共存する(増殖を抑制し、暴走を抑える)」という考え方があります。

個人的には、多くの疾患がそうであるように、「病気とうまく付き合ってゆく」という考えもよいのではないかと考えます。

<水素治療に関するお問い合わせ>
医療法人社団医献会 辻クリニック

 

 

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2014年

4月

16日

腸内細菌が発生する水素ガスの効果について

水素の主作用は『抗酸化作用』であり、それによる
・抗炎症作用
・抗アレルギー作用
・免疫調節作用
・遺伝子発現作用
などは、数々のサイトカインの変化によることが解ってきました。

加えて、水素は我々にとって大変身近な物質であり、腸内細菌が我々が摂取した栄養を元に水素を発生し、我々の身体に供給していることも解ってきました。

では、この腸内最近の発生する水素ガスは効果を示しているのだろうか?ということが気になるところ。
この論文では「腸内細菌が発生する水素ガス」の効果を、人工的に作り出した『肝炎モデル』で考察しています。

Concanavalin Aをモデルラットに摂取させると、AST、ALT、TNF-αおよびIFN-γの上昇とともに肝炎(薬剤性肝炎)が悪化してゆきます。
ここに、水素発生腸内細菌を抗生物質摂取によって抑制すると、非抑制モデルと比較して優位に悪化した。
さらに、水素を投与すると、AST, ALT, TNFα, IFNγの改善を伴いながら、肝炎の改善を認めた。

これらのことは、腸内細菌が発生している水素ガスが、体内に発生した炎症性疾患の改善に多いに役立っているということを示しており、逆を言えば、腸内細菌の変化が体内の炎症を左右している可能性もあるようです。

昨今の水素ブームによって多くの人がその存在と効果を知ることとなりましたが、水素は生まれた頃から我々とともに存在し、健康維持に役立っていること。
また、腸内細菌のもうひとつの作用として「水素を発生することによって、我々の免疫/炎症を調節している」という可能性も多いにあるということでしょう
そして、腸内細菌が発生する水素を利用していたという事実は、水素の安全性についても大変重要であり、「不要な量の水素は呼気から抜ける」ことも頭に入れておくべきでしょう。
【水素と水素治療の研究ページ】より
医療法人社団医献会 辻クリニック

 

 

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2014年

4月

15日

朝食を摂らないと「時差ボケ」みたいな状態になる!?

マーケティング&リサーチを手掛けるシタシオンジャパンはこのほど、「朝食に関する調査」の結果を発表した。同調査は3月24日~25日、20~50代男女を対象として実施。1,200名から回答を得た。

 

朝食で意識していることは、栄養バランスよりも「手間のかからなさ」

 

4人に3人が「朝食は重要」と認識

 

「朝食に対する重視度」について尋ねたところ、74.4%と4人に3人が「とても重要」「まあまあ重要」と回答した。男女ともに年代が上がるにつれてこの割合は高くなった。

 

また「平日の朝食摂取状況」については、およそ7割(70.6%)の人が「ほぼ毎日食べている」と回答。「週4~5回程度食べている」(8.4%) という人も合わせると、8割程度の人がおおむね朝食を食べている結果となった。ただし性年代別に見ると、男女ともに若年層で平日朝食の摂取率は低く、特に 男性20~30代および女性20代では「ほぼ毎日食べている」という人は6割程度にとどまった。

 

平日は「朝からリズムよく過ごしたい」一方で昼・夜に比べ軽視される朝食

 

「平日の理想の過ごし方」について尋ねたところ、「朝からリズムよく過ごしたい」という人が93.7%と、ほとんどの人が一日の始まりとして朝を大切に捉えていることが分かった。

 

一方で、「朝食を食べる時間を確保している」人は74.1%と全体的に少なく、また一日を通した食事摂取の割合を見ると、昼食や夕食を「ほぼ毎日食 べる」という人はそれぞれ昼食83.8%、夕食92.3%と朝食よりも多く、昼食や夕食と比べるとまだまだ朝食は軽視されていることがうかがえた。

 

主食を食べただけで「朝食を食べた」と考えている人が多い

 

次に「どんなものを食べた時にあなたは『朝食を食べた』と思うか」と尋ねたところ、「ご飯・おにぎりのみ」(81.7%)や「トーストのみ」 (75.3%)といった主食のみの内容でも朝食とみなしている人が多い結果となった。性年代別に、ご飯やパンのみの食事に絞って見てみると、男性は30 代、女性は20代で朝食とみなしている人が多かった。その他、「サラダのみ」「果物のみ」「スープのみ」などの回答も見られ、とりあえず何かしら口にすれ ば大丈夫という認識の人もいるということが見受けられた。

 

4割の人が朝食を摂りたくないときがある。理由は「食欲がない」「時間がない」

 

「朝食を食べない」という人は全体の1割程度だったが、「朝食を摂りたくないと感じることがある」という人は4割を超え、またその半数程度 (20.8%)が朝食を摂りたくないと感じる頻度として「週に一回程度以上」と回答しており、朝食を毎日欠かさず食べることは難しいことが分かった。

 

そこで、朝食を食べないと回答した人に「朝食を摂らない理由」を尋ねたところ、「食欲がないから」という人が49.5%と最も多く、次いで「時間がないから」が45.9%となり、これらが朝食を食べないことの2大要因として挙がった。

 

「食欲がないために朝食を食べない」という人のライフスタイルを見てみると、睡眠時間については他の人と大きな差が見られなかったが、夕食を摂る時 間が遅い傾向が見られた。また「時間がない」について、実際にどれぐらい「時間がない」のかを調べたところ、専業主婦などで「家を出ない」という人を除い て、平日の朝起きてから家を出るまでの時間は、「起きてから1時間以内」と回答した人が全体の47.4%で、フルタイムで働く人の半数以上(55.2%) になった。

 

「平日、朝食を作るのにかける時間」についてはおよそ6割(58.2%)の人が「10分未満」と回答。朝食において意識していることも、「朝食の準 備・片付けに手間がかからないこと」が69.2%と最も高く、「朝食が一日の活力になること」64.6%、「栄養バランスが整った健康的な朝食メニュー」 50.6%を上回る結果となり、朝食を作るのにしっかり時間をかけて準備することは難しい状況であることが分かった。

 

朝食の栄養バランスは8割が「不合格」

 

朝食の栄養バランスは穀物、砂糖、油脂に偏っている

 

「調査の当日(平日の朝)に食べた朝食に含まれていたもの」を尋ねたところ、「乳・乳製品・卵」「魚介・肉類・豆・豆製品」「野菜・芋類・果物」 「穀物・砂糖・油脂」の4分類から、1つでも摂取していたら1点と換算した際、4分類がバランスよく摂れていた人は16.3%と非常に少なく、実に8割以 上の人がバランスのとれた朝食を摂れていないことが明らかとなった。

 

続いて、「平日の朝の身体の状態や気持ち」について尋ねたところ、「身体が重い」(47.3%)や「しっかり寝たはずなのに寝不足」 (46.9%)、「目がなかなか覚めない」(33.9%)といった症状を訴える人がそれぞれいたが、朝食の点数が低い人ほどこの割合が高くなった。

 

この結果に対し、今回の調査を監修した早稲田大学の柴田重信教授(時間栄養学)は、「これらはいわゆる"時差ボケ"のときに感じる症状で、朝の欠食 やバランスを欠いた朝食が続くと身体が"時差ボケ"と同じような状態になることがあります。長期休暇の後などにも同様に時差ボケ症状が出ることがあります (社会的時差ボケ)が、これはいわば"朝食時差ボケ"と呼べると思います。タンパク質だけといった食事では体内時計(末梢時計)が十分にリセットされず、 2つの体内時計の位相がずれて時差ボケ状態になりやすいことが分かっています」と解説している。

【マイナビニュース】

 

 

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4月

15日

結核の感染流行国にオゾン

かつて国民病と恐れられるほど身近な病気で、日本人の最大の死亡原因だった結核が、10年前の4割にまで患者数が減少している中、医療機関や学校内で感染が広がるケースが相次いでいます。
結 核が見落とされる背景には、結核患者が減り、診療の機会が減少しているだけではなく、養成する大学病院でも結核病床の閉鎖が進むなど、結核を想定すらしな い医師が増えているとの指摘があります。また患者側にも結核への意識の薄れがあり、呼吸器の症状が長期間続いていれば、ただの風邪と思わず適切な受診をす ることが重要だと指摘されています。
現在、先進諸国に比べると、日本は結核にかかっている割合が米国の5倍、ドイツの4倍、豪州の3倍と非常に高い状況にあるとの事です。日本が今結核の流行国の一つであることを自覚して、診療態勢の整備、感染対策の徹底と同時に我々も結核への認識を改める必要があります。
結核は、空気中の結核菌が体内に侵入し肺の組織が破壊される病気ですが、弊社では病院の待合室などへ、自動制御(安全な濃度監視モニター付きの低濃度オゾン)タイプによるオゾン装置「バクテクターO3」型式TM-11MFEを特に推奨しています。

【タムラテコ】

 

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4月

10日

現代と昔の野菜の中身

現代と昔では、野菜の中身が大きく変わっています。違ういい方をすればビタミンやミネラルなどの微量栄養素が極端に少ないものばかりであり、カスを食っているのと同じです。

食品の栄養価の目安は、科学技術庁が公開している日本食品標準成分表を改訂版ごとに比較すレ場明らかです。現代の野菜に含まれるビタミンは種類にもよりますが、30年前の20~50%くらいしか含まれなくなってきています。トマトなどは顕著らしく1950年時と比べると、ビタミンCは50年前の1/2、鉄分に至っては実に1/25しか含まれていないそうです。

原因は、野菜が育つ畑の土壌の変化、農薬、品種改良などがあります。昔の農法では、微量ミネラルが土に還元され、そこで育つ作物は栄養がバランス良く豊富に含まれていましたが、それが化学肥料や農薬に変わったことにより、微量ミネラルが作物に取り込まれなくなってしまったのです。また、野菜の品種改良などによる副作用も問題です。大量生産や生産効率等の観点からのみ進められた品種改良は、野菜の含有栄養価自体はまったく無視されて行われてきたからです。

人々が不健康を嘆いていることが私には理解できません。それは人類が招いた必然であって、根幹から一向一揆してでも変えない限り、ずっと同じままに決まっています。

 

【内海 聡】

 

 

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4月

05日

鳥取大、癌は容易に正常細胞や良性細胞へ変換できることを発見!

癌は、容易に正常細胞や良性細胞へ変換できる
単一のマイクロRNAの導入により
~抗癌治療や再生医療としての応用に期待~



【概要】
  鳥取大学の研究グループ(代表:鳥取大学医学部病態解析医学講座薬物治療学分野 三浦典正 准教授)は、自身がクローニングしたRNA遺伝子の機能解析に 従事している際、この遺伝子に関連して発現変動する単一のマイクロRNAを悪性度の高い未分化癌に導入すると、容易に悪性度を喪失させることができ、正常 幹細胞へ形質転換できることを、世界で初めて発見しました。同研究グループは、2012年に、肝癌において未分化型や高分化型細胞株を用いて、in  vivo(免疫不全マウスを用いた動物実験)において、いずれも悪性形質を失わせ、成熟型奇形腫、正常肝組織、腫瘍非形成の3種のパターンに誘導できるこ とに成功しています。また他の未分化型癌においても可能であり、本分子が有用であることが明らかになりました。このたった1つのRNA分子からなる製剤開 発により、癌に対する有効な医薬品に応用できるものと期待されます。
 本成果は、国際的科学誌である「Scientific Reports  誌」のオンライン版で平成26年1月24日に公開されました。なお、本研究は、文部科学省科学研究費(挑戦的萌芽研究)、独立行政法人 科学技術振興機構 (JST)A-STEP【FSステージ】シーズ顕在化、武田科学振興財団研究、高松宮妃癌研究基金の助成研究として行われました。

■背景
  研究グループ代表は、自身のクローニングした遺伝子がRNA遺伝子であり、癌の第一抗原と目されてきたヒトテロメレース逆転写酵素遺伝子(hTERT)と 関連して、特に未分化なヒト癌細胞において、その発現を制御させる性質をもつ特異な遺伝子として、発がんや癌の悪性度に関わる遺伝子として機能解析をして きました(2009年BMC Mol.Biol.に発表)。また、未分化型悪性黒色腫でも当該RNA遺伝子が増殖抑制できることを、製剤候補としてハイド ロゲルやアテロコラーゲンを用いて確認してきました(2013年Nucleic Acid Therapeuticsに発表)。この度、このRNA遺伝子 をshRNA法という遺伝子発現を抑制する手法により10種程度のヒトマイクロRNAが発現変動することを突き止め、その1つ1つを癌細胞の中へ導入する ことで、最も癌を制御できる有効なものを検討しました。その結果miR-520dが驚くべき現象を誘導しました。
 2012年2月に、山中教授ら が当初iPS作製に使用した293FT細胞、または未分化な肝癌細胞、膵癌細胞、脳腫瘍、悪性黒色腫細胞で、球状の幹細胞または癌幹細胞様の細胞へ容易に 変化させ、その細胞はP53という癌抑制遺伝子を高発現していることを見出しています。それまでは、マイクロRNAのがんや再生医療の報告として、 miR-302 family,miR-369,200cに関して多数種の併用でリプログラミングの試みがなされていますが、たった一つでこのような効果 をもたらす報告はありませんでした。


■内容
 本研究では、まず未分化な肝癌細胞がmiR-520dにより、12時間程度 でP53,Nanog,Oct4陽性の細胞へ変化し、miR-520d導入細胞がマウスでその癌とは全く異なる組織(奇形腫や正常肝臓組織)を形成した り、腫瘍を全く形成しなかったりすることがわかりました。高分化型癌でも1ヵ月程度で同様の細胞へ変化します。このことは、悪性度の高い低分化なものほど 容易に良性形質になりやすいことを意味します。この結果から、メカニズム解析と同時に、治療的効果の検討を行っており、脱メチル化による脱分化誘導がその 原因の1つであることも証明しました。
 他の癌でも派生元の細胞の性質をより強く持つ全く異なる細胞へ形質転換できることから、多くの未分化な癌 細胞で有用な分子であることがわかりました。たった一つの生体分子が、このように劇的に癌細胞の状態を変えてしまうことは、癌根絶の夢が目前に来ており、 この領域の研究及び製剤開発が推し進められることで早期に実現する可能性も高まりました。

■効果
 医療の現場では、癌細胞は集学 的に研究や治療が試みられており、癌幹細胞の根絶が困難なため再発が、担癌患者の心身を蝕みます。この小さなRNA分子(20mer)のメリットは、癌幹 細胞への感受性が高いことで、他に治療法のない末期的な担癌状態に奏効すること、また抗がん薬で有効でなかった癌細胞に癌治療のアジュバント療法として奏 効する可能性が極めて高いことです。このRNAからなる癌細胞へ送達できる製剤との併用により、従来にない作用機序の医薬品としての応用が期待できます。 また癌に対する核酸医薬の中心的な役割を果たすことが期待できます。またP53の発現を誘導することから、再生医療でもiPS細胞の品質管理などに応用で きる可能性があります。


【掲載論文】

 題名:“Hsa-miR-520d induces hepatoma  cells to form normal liver tissues via a stemness-mediated process”(ヒトマイ クロRNA(miR-520d)は幹性誘導により肝癌細胞を正常な肝組織に誘導する。)

 著者:Satoshi Tsuno,Xinhui Wang,Kohei Shomori,Junichi Hasegawa,Norimasa Miura

 雑誌名:Scientific Reports(出版社:Nature Publishing Group)

 オンライン版URL:http://www.nature.com/srep/2014/140124/srep03852/full/srep03852.html

 

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